【ボルダリング】初めての外岩で不安いっぱい!初心者に覚えてもらいたい事まとめ

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ボルダリング

常連さんやジムスタッフの方に外岩に誘われた!

でも何を用意したらいいかわからない

ジムと何が違うのかわからない

そんな不安から誘いを断ってしまうことがなかったですか?

非常にもったいない!外岩はめちゃくちゃ面白いんです。

ボルダリングジムですから、ジムで鍛えたら本番の岩場で成果を発揮すべきでしょ!

今回は初めての外岩に参加するあなたに事前に必要な知識をまとめてご紹介します。

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外岩で用意するもの:初心者編

外岩で用意するものですが

  • クライミングシューズ
  • チョーク
  • ブラシ
  • アプローチシューズ(あれば便利)
  • 食べ物や飲み物
  • 必要に応じて虫除けスプレーや除菌シート

初心者はぶっちゃけいつもジムに持ってきている道具くらいで十分です。

常連さんやスタッフの方は基本的に外岩に使うマットやそれに準ずるアイテムを持っています。

そして初心者の方はそれを使わせてもらって登るって感じです。

なので基本的に用意するものはありません。

外岩用のクライミングシューズはあった方がいいかも

当然もう自分のクライミングシューズは持っているものだと思います。

一つ言いたいことがありまして、外岩でクライミングシューズを履くと

結構ボロボロになります。

ジムと違い本場の岩ですから、性質によっては一発登っただけでベロッとソールが剥がれたりします。

最近はコンペ用のシューズがたくさん出てきていて、なかなか外で使うようなシューズを購入する機会がありません。

今履いている靴がソールが柔らかい、壊したくないと言うのであれば

もう一足購入することをおすすめします。

アプローチシューズとは?アプローチとは?

アプローチとは、外岩エリアまでの歩く道のことです。

岩場までの道は舗装されていないことも多く、ものすごく足場が悪いのです。

通常のスニーカーやサンダルなんかで参加すると

滑って転んだりして怪我をする可能性があります。

アプローチシューズとは、そのような道を歩くのに適した靴のことです。

登山用のブーツと違い軽く動きやすいし、

クライミングシューズを履くことになるので

すぐに脱げるような靴の方が適しています。

外岩に行く時の服装

季節にもよりますが、岩場というのは基本的に山の中にあります。

山は寒い。

この認識はすごく大事です。夏場でも体感10度くらいに感じてしまいます。

基本的に登るより待機している方が圧倒的に長い。

じっとしているとどんどん熱を奪われる感じがしてもう登るどころではなくなります。対策として

  • 夏でも長袖を持っていく
  • 冬は必ず着込みすぎるくらい着込んでくる
  • 指や体を温めるカイロは夏でも持っていく

もちろん登る時はTシャツでも上半身裸でも結構です。

みんなテンションが上がると脱ぎ始めるのでそれが外岩の楽しいところでもあります。

外岩とジムのグレード感

外とジムではかなり感覚が違います。

外岩は開拓者と言われる人たちが課題と名前、そしてグレードを設定します。

1級でも3級くらいの感覚だったり、4級でも2級のようなものもしばしば。

なのであまりグレードは気にせず、登れそうなものから登るのが一番ですね。

もしかしたらいきなり高グレードが登れたりするかもしれません。そうなったらかなり自慢できちゃいますね!

ジムにはないマントルとスポット

マットの位置を変えてあげるのも大事!

外岩にはゴールするには必須のムーブ・マントルと

登っている人をサポートするスポットという安全対策があります。

マントルとは?

マントルとは手で岩を押してはい上がっていくムーブです。

外岩は両手でマッチしてゴールということはなく、岩の上に立って初めてゴールです。

外岩経験がないうちはこのマントルに苦しめられます。

最初は難しいので登る前に簡単な岩場でマントルを練習してから

挑戦したい課題に挑む方が絶対にいいです。

スポットとは?

登っている人が落ちても安全なようにサポートすることをスポットと言います。

スポットは落ちてきた人を受け止めるのではなく、

マットの上にガイドするような感じで押し込むことです。

人はかなり重いので決して受け止めようとしてはいけません。

クライミングは非常に危険なスポーツです。

ですのでサポートがあって初めて安全に登ることができます。

スポットなしでは非常に危険なため、必ず誰かが登っている時は目を離さないように警戒しましょう。

危険と感じたらおりましょう

ジムと違い格段に怪我をしやすいのが外岩です。

ジムなら飛んだりヒールを使ったり危険な技を出せるのですが、

外岩は初心者には選択しづらいムーブでもあります。

飛んだら取れそうにない、持てていない、ヒールがかかりそうにない

そう思うのなら絶対におりましょう。

外岩で怪我をする可能性があるのはこうした落下や着地の時です。

マットの間に足が入ってしまい捻挫をすることも骨折をすることもあります。

安全を優先するのも技術のうちです。

登ることも大事ですが、怪我をせず帰ることも初心者のノルマです。

外岩とジムの違い

エリアに着いたら課題を教えてもらいながら登るだけです!

ジムと違って外岩は課題がたくさんあるわけではありません。

移動にも時間がかかるので、基本的に一つの課題に1日かけるようなこともあります。

ということは登れる課題を決めたら徹底的に打ち込むしかありません。

何度もトライをすると

  • 岩を持つ感触
  • 足の置く位置、力の入れ具合
  • 恐怖心の克服

この辺りが慣れてくるので最初のトライより確実に岩に登れるようになります。

そして登れた時の感動と高揚感はジムでは味わうことができません。

登った岩から見る景色は本当に最高ですよ。

外岩でのルールは確実に守ること

外岩は誰かの私有地です。

使わせてもらっている感覚を絶対に忘れてはいけません。

  • ゴミは持ち帰る
  • タバコのポイ捨てをしない

この辺りは当然なのですが、外岩は登った最後にチョークを落とす必要があります。

自然な岩場に不自然なチョークがあると景観が悪いですし、掃除をしっかりやっていないと言われ

最悪そのエリアに入れなくなることだってあります。

岩場なら共通のルールなのでかならず覚えておきましょう。

仲間内の暗黙のルールも守る

初心者は連れて行ってもらっている身です。

道具も知識も全て経験者の方のものです。

  • マットやバッグを持ってあげる
  • 帰りの運転を代わってあげる
  • 登っていない時は岩にブラッシングをしてあげる

気持ちよく登るためには率先してお手伝いをすることが大事です。

そうすればまた一緒に行こうと声をかけてもらえますよ。

一人で外岩に出かけてはダメなの?

私は99%やめろと言います。

初心者が外岩に行ってもわからないことだらけだと思います。

もしどうしても行きたいと言う理由があるのならば仕方ありませんが、

その時は必ず家の人に連絡してから行ってください。

  • どこの岩場で
  • 何日の何時から
  • 行きつけのジムはどこどこで一人で登る

携帯も常に連絡が取れるよう充電マックスで行きましょう。

もしジムで行ける人がいないなら旅行会社のツアーを使うのもあり

最近知ったのですが、旅行会社がクライミングのツアーを紹介しているのを知りました。

エリアや時期にもよるとは思いますが、5000円から15000円ほどで

リードクライミングや観光名所でのクライミングができるようです。

マットやトポも貸し出してくれるので参加してみるのもありですね。

クライミングの予約【日本旅行】オプショナルツアー・アクティビティ・遊びの体験予約
クライミングのオプショナルツアー、観光スポット情報を簡単検索!観光バスやレンタカー、などの移動手段も一緒にご予約いただけます。旅行先の現地ツアーで海や山の自然やモノづくり、伝統文化を体験できるアクティビティをお探しください。

まとめ:外岩でもレベルアップして強くなろう

それではもう一度サクッとまとめます。

  1. 持っていくものは基本ジムと変わらない
  2. 外用のクライミングシューズを持っておくと便利
  3. 外は寒いので思ったより着込む
  4. 外でのルールを守ること
  5. 連れて行ってもらう人に感謝すること
  6. 一人では絶対に行かない

外も慣れればジム以上に楽しくなって外一辺倒になることもあります。

それだけ外岩の魅力は大きいものです。

しかし危険を伴うことも忘れてはいけません。

節度を持って楽しむのが外でのクライミングです。

以上が外岩初心者の方へ送る、登る前の事前知識まとめでした。